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そろそろ更新できそうです(挨拶

実験や卒論も終わりが見えてきました。
あと一月二月で学生生活も終わりです。
そんな中、ちまちま書いてたのもできそうです。
まだもーちょい時間かかりますが、待っていただければ幸いです。

リンク追加ー。

w444/たまさん
何度もコメントいただいているたまさんのHPです。
リンクが遅れまして申し訳ありません。
ステロタイプな伝奇もの(?)、BUG×BUGを連載中ですわー。

夜/桐嶋 剣さん
TOPに単彩のリンクを貼っていただいているサイト様。
おかえしというのもアレですが、はりはり。
SS中心、夢幻幻想がとてもおもしろかとです。

そんなわけで、皆様よろしくお願いします。
申し訳程度に、次回更新予定のもののサンプルおいときますね。






「ちょ……ふざけんなよ馬鹿親父! そんなんで切ったら死んじまうだろうが!」
 食ってかかる真幸に、達樹はわざとらしくかぶりをふる。
「あーあー、大丈夫だ。こちとらガキ相手に本気になるほど、落ちぶれちゃいねーよ。手加減できてこその大人ってな」
「嘘こけーーー! 思いっきりやってただろ! 校舎割れてるし!」
 一階から四階まで、見事に両断された校舎を指差しながら訴えると、達樹は眉をひそめながら口をへの字にした。
「む、手前の父親だっつーのに信用してくんねーのか。あー、さっびしっいなー」
 おどけた軽やかな声は、悪戯を見つかった子供のそれだ。
 いや、むしろ見つかって嬉しいのが問題か。
 真幸はため息ひとつ、このどうしようもなくガキな父親を、どうしたものかと考える。
 その一方で、会話を続けるべく口を開いた。
 この男は、放っておくとロクなことをしない。
「……久しぶりに会ったからってハイになってんじゃねえよ。手加減してた証拠でもあるのか」
「おーおー、もちろんだっつーの、峰打ちでもパンピーはやられちまうかんなー。私もしっかり考えてんだぞ?」
 そう言って、達樹は握り締めた右拳を突き出した。
「……なんだよ、その自慢げな拳は」
「だーかーらー、峰打ちじゃダメだから?」
「そのこころは?」
「素手打ち」
「いっぺん小学校からやり直して来たほうがいいんじゃないのか? 子供として心配申し上げるってかやっぱそれでも死ぬだろ! コンクリ割れて頭蓋が割れねえ道理があるかっ!」
「でも喋ってる間少し考えただろーがよ。やーいバーカバーカ」
「確信犯か……ッ!」


そんな親子 in 入学式当日
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